成功する弁護士が行っている顧客開拓のための広報活動

実る

相談・依頼されるために

相談・依頼されるための広報活動としては次のものがあげられます。

  • キャンペーンの活用
  • 法律相談無料カードの活用
  • 広告の活用
  • 個人ブランディングの活用

日頃の行動が相談や依頼につながっているのです。

たとえばインターネットにはあまりくわしくはないけれど、相談や依頼の電話が毎日のようにかかってくる弁護士さんというのは、日頃から顧客(仲間といい換えてもかまいません)と良好な関係を築いてきているだけでなく、この問題ならこの先生に聞くのが一番と周囲の人から一目置かれているので、迷うことなく一番に連絡がいくのです。人物も事務所も知っているので、ホームページを見る必要性もありません。
マーケティングを知識として知っているかどうかはあまり関係なく、先生の行動そのものがとても理にかなっています。
たとえば「返報性の原理」とは「人は誰かから親切をされるとお返ししたくなる」という心理ですが、イベントに参加したり、お手伝いをしたり、一緒に宣伝したり、日頃から相談にのっているので、何かあったとき、相手はお返ししたくなるのです。

「ザイアンスの法則」とは、相手と接触する回数が多ければ多いほど、信頼され、繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果で、1968年、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが論文にまとめ知られるようになったものですが、こうした先生はそれを日常のこととして行っています。会うだけでなく、ニュースレターを送ったり、ニュースレターのなかに、法律相談無料カードを入れたりして、顧客を大切にされています。「それなら気になっていたことを相談してみようか」と問い合わせのあと押しになるようです。
そして、ご自分はインターネットにくわしくなくても、担当を決め、担当者がホームページ・ブログを更新したり、メールマガジンをだしたりしています。

インターネットを活用している先生も同様です。
重要なのは接触回数ですので、現実には会っていなかったとしても、ネット上の交流だけでも回数が重なれば信頼されます。ブログを書いたりメールマガジンを発行している先生に問い合わせがいくのは、書かれている文章から信頼されているからです。成功される先生はネットをきっかけにして知り合い、実際にお会いして関係を深めています。
ホームページから見込み客を増やしている先生は、ホームページの内容を充実させ、メールマガジンを発行し、グーグルやヤフー広告を出されています。
こうしたWEBツールの強みはユーザーの行動が解析できるので、仮説を立て検証し更新が手軽に行えるということです。そして同時に、定期的にセミナーや勉強会を開催し、実際にお会いして、関係を深めています。

成功している弁護士さんは、こうした活動を複数同時並行で行っています。

相談、依頼につながる良好な関係づくり

「相談、依頼につながる良好な関係づくり」としては、次のようなものがあげられます。

ブログ、ホームページなど情報発信で

  • 相手の役に立つ法律情報を提供しつづける。
  • 実績を紹介する。
  • 依頼者の喜びの声を掲載する。
  • 自分の体験や気持ちを発信する。
  • 相手の情報発信の手伝いをする。
  • 相手が望んでいる場合には相手のことを紹介する。

SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)上の交流で

  • 相手の情報発信の手伝いをする。
  • 相手が喜んでくれるコメントを書いたりシェアをするなど活動が広がる手助けをする。

現実の交流で

  • 役に立つ法律勉強会やセミナーを開催する。
  • イベントや懇親会に続けて参加する。
  • スクールや勉強会など定期開催のものには毎回参加する。
  • 裏方として役に立つ。
  • 自分が出来ることで相手が困っていたときは助ける。